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TIS、AWSへの移行を総合的に支援する「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」

 TIS株式会社は24日、Amazon Web Services(AWS)のクラウドネイティブ技術を活用し、総合的に支援する「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」を提供開始した。

 AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディションは、AWSジャパンの包括的クラウド移行支援プログラム「ITトランスフォーメーションパッケージ 2023 ファミリー」に準拠する形で、AWSが持つソリューションとTISのソリューションを組み合わせ、パッケージングしたクラウドネイティブを活用した支援サービス。

サービス概要

 モダナイゼーションにより既存の組織やシステムを段階的に変革することで、ITインフラコストの削減、生産性の向上、サステナビリティを促進する。

 検討フェーズでは、ビジネス価値・対象業務を定義。ビジネス戦略・IT 戦略・課題の整理、現行システム特性分析、モダナイゼーション対象システムの選定と方針作成、移行ロードマップの策定支援を行う。

 評価フェーズ:クラウドネイティブ実現可能性を評価。特定業務システム/データ基盤システムのアーキテクチャ検討支援、モダナイゼーション時の経済価値試算、クラウド導入フレームワークに基づく現状評価と推奨アクション提案、AWS Well-Architectedフレームワークを活用した評価を行う。

 準備/構築/移行/運用フェーズでは、計画立案および推進と導入支援を実施。モダナイゼーションに対応したシステムのプロトタイプ開発、モダナイゼーションアプリケーション開発支援、モダナイゼーション推進支援、自動化ツール/可視化ツール導入支援、サーバーレス・コンテナ構築支援、運用基盤サービスを提供する。

 最適化フェーズでは、モダナイゼーション完了後のコスト最適化を支援する。

 さらに、Cloud Native開発の支援として、セキュリティを考慮したサーバーレス・コンテナ環境の構築、プロビジョニングやクラウド運用管理の自動化や内製化に向けたスキルトランスファーを行うことで、構築、運用管理によるコストの削減や生産性向上に寄与する。アドバイザリーによるクラウドの利活用の支援として、AWS Well-Architectedフレームワークをもとにアセスメントを行い、ユーザーの抱える課題への対策立案およびロードマップ化を支援する。

 TISは、AWSパートナーティア最上位となる「AWS プレミアティアサービスパートナー」のほか、AWS上のセキュリティ対策の習熟した技術が評価された「AWSセキュリティコンピテンシー」を取得しており、これらの実績に基づき、企業の成長ステージに寄り添った最適なクラウド活用を提案するとしている。

 AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディションの参考価格は250万円(税別)から。標準納期は2カ月から。