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ギブリー、生成AI技術に関するアドバイザリーサービス「Givery AI 顧問」を提供

 株式会社ギブリーは11日、生成AI技術に関する技術アドバイザリーサービス「Givery AI 顧問」を提供開始すると発表した。Web会議、メール、ビジネスチャットツール(Teams、Slackなど)など、利用企業が要望するコミュニケーション方法で、AIの専門家がアドバイスを行うとのこと。

 「Givery AI 顧問」は、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)担当者向けに、生成AI技術に関する専門的なアドバイスを提供するサービス。ギブリーでは、500社以上の生成AI活用を支援してきた同社の実績を持つとのことで、主要なLLMを活用した環境構築の経験と、Microsoft Azureプラットフォームを利用した生成AI環境構築・活用の支援ノウハウをもとに、幅広い質問にAIの専門家が対応するという。

 また、生成AI技術に関する論文や調査結果など、常にアップデートされるAIナレッジデータベースを活用することにより、最新の技術領域においても回答内容の正確性・応対スピードを担保しており、最短1営業日以内で正確な回答を提供するとした。

 主な支援領域としては、1)生成AI技術導入・実装に関するテクニカルアドバイス、2)生成AIナレッジ・情報提供、3)開発組織・開発生産性向上に関する知見提供などを想定する。

 1)では、自社データ/システムと連携した生成AI環境の構築や、RAG(Retrieval Augmented Generation)の精度向上(データ形式の最適化、プロンプトのチューニング)、実装から運用までの一貫したサポートなどを想定。

 2)では、国内企業の実践的な導入事例(成功例・失敗例)、最新の技術動向と業界ノウハウの提供、効果的な活用方法のアドバイスなどが可能とした。

 また3)では、生成AI技術を扱うエンジニアチームの組織構築、開発プロセスの効率化支援、生産性向上のための具体的な施策提案などを行えるとのこと。

 価格例(税込)として、ギブリーのメンバーがメンバーがチャットで質問に対応する「チャット対応プラン」は月額33万円から、経営全般・事業戦略のパートナーとして同社のメンバーが参画する「AI戦略パートナープラン」は月額165万円から。