ゼンリン、中小企業の営業活動を支援する「ZENRIN GISパッケージ セールスサポート」

　株式会社ゼンリンは10日、中小企業の営業活動をトータルにサポートするサービス「ZENRIN GISパッケージ セールスサポート」を販売開始したと発表した。

　ZENRIN GISパッケージ セールスサポートは、営業リストの作成や営業員の担当割、活動状況の把握・進捗確認などのさまざまな機能をトータルに提供することで、営業活動の一連の業務をサポートするサービス。

　このうち営業リストについては、エリアや業種、売上高、事業所数などの企業情報（全国820万件）から自動的に新規営業先候補をリストアップし、マッピングできるだけでなく、リストのフィルタ機能や地図上の任意の図形範囲で営業担当者の振り分けをサポートする。

　また、企業が保有する取引先のCSVデータを取り込んで地図上にマッピングを行えるほか、取り込んだデータに対して、業種や資本金などの企業情報を取得可能となっている。

　加えて、営業ステータスやランクなどの営業情報を任意に設定でき、社内外問わずPCやモバイル端末から活動報告などを担当者間で共有可能にした。活動実績はダッシュボードで一覧化され、取り扱う商品、営業担当別など、さまざまな項目で表示の切り替えを行えるとのこと。

　提供エリアは市町村（月間契約）または都道府県（年間契約）の単位となっており、市町村の場合、東京都23区が月額1万1000円（税込、以下同じ）、政令指定都市が8800円、その他市町村が6600円。都道府県単位は、東京都が月額2万2000円、政令指定都市のある道府県が月額1万7600円、その他県が月額1万3200円となっている。なお、1IDにつき最大30名まで利用できる。