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Microsoftが4月の月例パッチ公開、149件の脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は10日、4月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Office、SharePoint、.NET、.NET Framework、Visual Studio、Microsoft SQL Server、Microsoft Azure、Microsoft Defender for IoT。また、Microsoft Edgeは、月例の修正パッチとは別のタイミングでアップデートが行われている。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Microsoft Defender for IoTのみ。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで149件、うち最大深刻度が“緊急”のものが3件。

 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、「プロキシドライバスプーフィングの脆弱性(CVE-2024-26234)」については、更新プログラムの公開前に悪用が確認されているとして、マイクロソフトではセキュリティ更新プログラムの適用を早急に行うよう推奨するとしている。