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経営管理クラウド「Loglass 経営管理」、予算・見込データや実績データを取り込む際の省力化を実現する新機能

 株式会社ログラスは20日、経営管理クラウド「Loglass 経営管理」において、予算・見込データや、会計ソフトウェア、販売管理システムから出力する実績データをLoglassに取り込む際のフォーマットを自由に設定できる「カスタムデータ取込機能」を実装したと発表した。データ取り込み時に発生していた、フォーマットの加工・変換処理という煩雑な作業が不要となるため、人的作業ミスの発生要因をなくすことができるという。

 Loglass 経営管理は、企業の中に複数存在する経営データの収集から一元的な管理・分析までを一気通貫で実現する、経営管理クラウド。社内に散らばる予算、見込み、実績、KPIのデータを統合し、経営管理プロセスを効率化することで、経営判断の精度やスピードを高められるという。

 今回提供されるカスタムデータ取込機能は、予算・見込データや実績データをLoglass 経営管理に取り込む際に、フォーマットを自由に設定できる機能。具体的には、1)表計算ファイル内の予算・見込データの取込に対応する「カスタム更新申請」と、2)会計ソフトウェアや販売管理システムから出力する実績データの取り込みに対応する「カスタム実績アップロード」――といった2つの機能から構成されている。

 従来、表計算ファイルで集約した予算・見込データを取り込む際には、Loglass独自のフォーマットに加工・変換した上でアップロードする必要があったが、1)を利用して、あらかじめ「取込設定」画面で企業独自の予算・見込データフォーマットとLoglass 経営管理の対応づけ表を設定することで、任意の行・列のデータを指定して取り込めるようになる。

 一方、実績データの取り込みでは、連携対応していない会計ソフトウェアの場合、出力した仕訳帳や総勘定元帳のCSVファイルを指定フォーマットに加工・変換した上でアップロードする必要があった。しかし2)を利用して、「取込設定」画面で、仕訳帳・総勘定元帳のCSVファイルから取り込みたい各項目の行・列を指定することで、そのまま実績データを取り込めるようになったとのこと。

 ログラスでは、両機能により、データ取り込み時の手作業による加工・変換作業が不要になるため、経営管理業務における柔軟性、正確性、機動性が向上すると、そのメリットをアピールしている。