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GRCS、生成AIに関わるセキュリティリスクの低減などを支援する新サービスを提供開始

 株式会社GRCSは20日、株式会社ギブリーと、法人向け生成AI活用プラットフォーム「法人GAI」における販売代理店契約を締結したと発表した。あわせて、セキュリティリスクの観点をベースに、生成AIの導入から運用までを支援する「生成AIセキュリティリスクマネジメント支援」を提供開始する。

 生成AIを導入・活用する、あるいは検討している企業は急速に増加しており、今後、さらなる利用拡大が見込まれている一方で、生成AIを用いることへのリスクに対する懸念も高まっており、生成AIの利用を進める企業は、偽情報の拡散や情報の悪用、プライバシーや著作権の侵害、情報漏えいなどのリスクがあるという前提に立ち、利用者のリテラシー向上や、発生し得るリスクの最小化に務める必要があるという。

 GRCSではこうした背景から、ギブリーと、法人向け生成AI活用プラットフォームである「法人GAI」の販売代理店契約を締結するとともに、生成AIの活用支援から運用までをトータルサポートする「生成AIセキュリティリスクマネジメント支援」の提供を開始した。

 具体的には、生成AIを社内で利用するためのガイドラインの策定を支援し、ビジネスにおいて、生成AIをより活用できるよう促進する「企業向け生成AI利用ガイドライン策定支援」、生成AIの利用状況や、機密情報の漏えいを防止するツールの導入を支援し、生成AIを安全に利活用できるよう支援する「企業/法人向け生成AI利活用支援」、生成AIを利用するにあたってのセキュリティリスク等をウェビナー形式で提供する「企業/グループ企業向け生成AIセキュリティウェビナーサービス」を提供する。

 GRCSでは、こうした、ガイドラインの策定、情報漏えい防止の取り組み、従業員社員向けのセキュリティ研修を導入とあわせて支援することにより、ビジネスの推進力強化を支援するとともに、生成AI利用におけるセキュリティリスクの低減、ならびに組織内のガバナンス体制の強化に寄与するとしている。