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スカイコム、信頼性が高い当事者型の電子署名をクラウド上で行える電子契約サービス「SkySign」

 株式会社スカイコムは14日、クラウド型電子契約サービス「SkySign」を提供開始すると発表した。電子署名法第2条・第3条の要件を満たした、信頼性が高い当事者型の電子署名を可能にするという。

 SkySignは、電子署名法の要件を満たした、信頼性が高い当事者型の電子署名をクラウド上で行える電子契約サービス。クラウド型電子契約サービス。これまで紙で交わしていた書面での契約に代わり、クラウドにアップロードされた電子文書(PDFファイル)に、当事者双方が所有する、認証局などの第三者機関によって発行されたクライアントPC上の電子証明書(USBトークン、ICカード、証明書ストア等に保存された証明書)を用いて電子署名を行うことで、契約が完了する。

 これにより、契約締結までのリードタイムが短縮されるため、作業負担の軽減、コスト削減などを実現するとした。

 また、PDFファイルの長期保存を目的としたISO規格の最新版「PDF/A-4」(ISO19005-4)をベースに契約書を管理するため、安心・安全な電子文書による契約締結と保存が可能。さらに、当事者型(クライアントリモート署名)と立会人型(事業者署名型)両方の署名方法に対応しており、契約の性質や、本人確認の必要レベルに応じて使い分けできるとしている。

 なお、サービス基盤としては、日本マイクロソフトのMicrosoft Azureを全面採用し、常時、最新のクラウドテクノロジーを活用した運用を行うとのこと。

 価格(税込)は、月額基本料金が2万2000円で、送信1件ごとに220円がかかる。