ニュース

三菱電機インフォメーションネットワーク、カメラの接続台数を拡大したネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録6」

 三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社(以下、MIND)は、ネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録」の新モデルとして、カメラ接続数の拡大などを行った「ネカ録6」を、12月から順次販売開始すると発表した。

 ネカ録は、ネットワークカメラ用の録画・配信サーバー。三菱電機、AXIS、キヤノン、TOA、ソニー、i-PRO(パナソニック)、ボッシュ、JVCなど、さまざまなメーカーのカメラと接続でき、これらのカメラの映像を一元的に管理できるという。

 新モデルであるネカ録6では、従来モデルと比べてカメラの接続台数を拡大しており、HDD搭載の上位モデル「NS-5860」では最大256台、同中位モデル「NS-3860」は最大192台、同下位モデル「NS-1870」でも最大128台のカメラが接続可能となっている。

 また、三菱電機のネットワークカメラ「MELOOK AI」シリーズと接続して、AI映像解析データの大容量保存を行う機能も備えた。カメラのAIアプリケーションが検知した検知枠を、ライブ映像で重畳表示するだけでなく、再生時でも同様に重畳表示可能。また、カメラからネカ録に収集された検知データをCSV形式でダウンロードして、検知結果の見える化に活用できるとしている。

 さらに、システム障害発生時の復旧時間短縮を目的に、OSを専用のフラッシュメモリに格納した。これにより、停電や誤操作による予期せぬ電源断でOSファイルが破損した場合でも、HDDに保存した録画データに影響を及ぼすことなく、OS専用のフラッシュメモリを交換すれば、速やかにシステムを復旧できるとのことだ。

 モデルとしては、NS-3860とNS-1870を12月に発売。NS-5860と、最大16台のカメラと接続可能なSSDモデル「NS-860」は2024年6月の発売を予定する。価格はすべてオープン。