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パナソニック コネクト、AI機能対応の屋外用小型球体IR-PTZカメラを取り扱い開始

 パナソニック コネクト株式会社は28日、i-PRO株式会社の屋外用小型球体IR-PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラ2機種「WV-X66300-Z4L」「WV-X66300-Z4LS」を、2023年10月と11月に取り扱い開始すると発表した。

 新機種は、最長照射距離250mのIR-LED(赤外線LED)、光学40倍ズームレンズを搭載し、昼夜問わず河川の水位監視や、工場・インフラ施設・建設現場といった広範囲の監視が求められる環境で活用できるカメラ。

 IR-LED搭載PTZカメラとしては初となるAIプロセッサーを、業界最小かつ軽量の筐体に搭載。AIアプリケーションを用いた動体検知による侵入検知や、標準搭載のAI自動追尾などにより、監視業務の効率化や監視人員の削減に貢献する。

 また、筐体の小型化・軽量化(従来比約3分の1)を実現したことにより、従来のIR-PTZカメラや高ズーム倍率のPTZカメラでは設置が難しかった、天井高の低い場所や軒下に設置できる。

 加えて、耐重塩害仕様(ISO14993準拠、WV-X66300-Z4LSのみ)や、防塵防水規格(IP66)、耐衝撃保護等級(IK10)の対応により、さまざまな環境へのセキュリティ設備の導入に対応する。