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ほくほくフィナンシャルグループが営業DXサービス「Sansan」採用、行員4200名が利用し営業のデジタル化などを推進

 Sansan株式会社は4日、株式会社ほくほくフィナンシャルグループの株式会社北陸銀行と株式会社北海道銀行が、行員4200名に営業DXサービス「Sansan」を導入したと発表した。

 ほくほくフィナンシャルグループでは従来、属人的な名刺情報の管理に膨大な工数がかかっていたが、Sansanの導入により、スキャンした名刺やメール署名を蓄積し、組織内で共有・可視化できるようになったため、名刺管理の工数削減や取引先の人脈共有による業務効率化を実現するという。

 また、従来の営業手法では、法人顧客に対面訪問し、金融商品やセミナー開催などの案内をチラシで配布して、紙で申し込みを受け付けることが一般的だったとのこと。しかし今回の導入により、Sansanに蓄積した顧客情報を活用してメール配信やオンラインセミナーを実施するなど、営業・マーケティング活動のデジタル化も実現可能になったとしている。

 さらに、SansanのデータをCRM(顧客管理システム)と連携・統合することによって、部門ごとに保有していたさまざまな顧客情報を、全行で共有できるようになる点もメリット。従来は紙ベースで管理していた情報をデジタル化して一元的に管理・活用できるようになったことで、顧客データベースの最適化と効率的なマーケティング施策の実行を可能にするとのことだ。