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HOTnet、北海道内で「ローカル5G通信サービス」を提供

 北海道総合通信網株式会社(以下、HOTnet)は19日、「ローカル5G通信サービス」の提供を開始すると発表した。

 「ローカル5G通信サービス」は、顧客が所有する敷地、建物内を、ローカル5Gのエリアとして利用できるサービス。ローカル5Gコア設備はHOTnetが北海道内で運用し、顧客が指定する箇所に専用の基地局を設置する。基地局設置に伴う無線免許申請手続きおよび設置工事についても、HOTnetが実施。通信形態はスタンドアロン方式のローカル5Gとなり、顧客が用意するローカル5G端末に、HOTnetSIMカードを発行する。

 顧客施設内でローカルネットワークに接続が可能なだけではなく、HOTnetのローカル5Gコア設備からHOTnetの各種ネットワークサービスに接続が可能。HOTnetのデータセンター、クラウドサービス、イーサネット・インターネット接続だけでなく、メガクラウドや他社データセンターへの接続も可能となる。

 サービスの提供料金は個別見積もり。提供エリアは北海道内。バックホール回線はHOTnet回線での提供。電波利用は、利用できる周波数、電波出力の事前シミュレーションが必要となり、北海道総合通信局からの免許交付後の利用となる。受付開始は2023年7月から。

サービス概要