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HCNET、検疫処理台数やGUIの操作性を強化したマルチOS対応検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter+」

 エイチ・シー・ネットワークス株式会社(HCNET)は14日、マルチOS対応検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter(クオラアダプター)」の機能を強化した、「QuOLA@Adapter+」を提供開始したと発表した。

 QuOLA@Adapter+は、Windowsのパッチやアンチウイルスソフトのパターンファイル最新性などを高速でチェックし、端末の安全な接続環境を実現する検疫アプライアンス製品。クライアント常駐型のプログラムによってWindows PCのセキュリティ状態をチェックし、ポリシーに合致しないPCがアクセスできるネットワークを制御することで、利用者をウイルス対策ソフトのパッチ配信サーバーやWSUSなどへ誘導する仕組みを備えている。

 またWindowsおよびその他OS向けには、非常駐型プログラムも提供する。この非常駐プログラムと無線LANなどの認証ネットワークと連携することにより、各種OSのセキュリティチェックとアクセス制御を実現するとした。

 今回提供されるQuOLA@Adapter+では、従来の特徴はそのままに、検疫処理台数の強化を行い、より多くの端末が検疫可能になった。また、従来製品でも直感的に操作可能な画面デザインを採用していたが、QuOLA@Adapter+ではさらに操作性を向上させた。これによって検疫ポリシーが簡単に設定でき、検疫環境の導入が容易になるとしている。