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野村IR、Webサイト群を統合管理できるクラウドプラットフォーム「ShareWith 群」を提供

 野村インベスター・リレーションズ株式会社(以下、野村IR)は10日、クラウドCMS「ShareWith」をベースとした、複数サイト群向けの新サービス「ShareWith 群(ぐん)」を7月末にリリースすると発表した。

ShareWithは、企業のWebサイトに必要なCMS、サーバー&セキュリティ、サポートをワンパッケージで提供し、持続的なサイト運営を実現する、定額制のクラウドCMS。

 ShareWith 群は、グループ会社や各事業部が管理し、運営形態が異なる多種多様なWebサイトを、現状の運営形態はほぼそのままで、セキュリティを担保したクラウドプラットフォームにまるごと統合できるサービス。クラウド化による基盤統合により、グループ全体のWebサイトのセキュリティ体制の強化に加え、ガバナンス力、内製力、ビジネス展開力を高めるとともに、IT部門が抱えるWebサイト業務の生産性向上をバックアップする。

 野村IRでは、グループのWebサイトの基盤移行や、データセンターの再編プロジェクトは、運営体制がさまざまで関係者も多く、プロジェクトが大規模化するため、2~3年かかることが一般的だと説明。ShareWith 群は、独自の「群マネジメント」により、Webサイトの移設方式をスピーディに振り分け、かつ、プロジェクトの難所となるCMS移設作業は、インポート機能、RPA、データコンバーターなどを組み合わせて移行期間を大幅に短縮し、1年以内にサイト基盤の移行を完了できるとしている。

「群マネジメント」のイメージ