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MCデジタル・リアルティ、コロケーションサービス用の電力を100%実質再生可能エネルギーに転換

 MCデジタル・リアルティ株式会社(以下、MCDR)は18日、同社のNRT10データセンターおよびKIX11データセンター内のコロケーションサービス用データホールで使用する電力を、実質100%再生可能エネルギーに転換することを決定したと発表した。

 MCDRでは、MCリテールエナジー株式会社から、コロケーションサービス用データホールに対するトラッキング付きFIT非化石証書を継続的に調達。2023年1月以降に使用の電力に適用され、1年間で一般家庭1200世帯分にあたるCO2排出量約2150トンが削減されることになる。

 この取り組みにより、MCDRのコロケーションサービスを利用する顧客は、別途非化石電力の調達手続きなどを行う必要なく、シームレスにITインフラの脱炭素化を図ることが可能になる。また、スケールサービス用データホールについても、顧客の要望に従って実質100%再生可能エネルギーの導入が可能となっている。

 MCDRでは、3月に発表したグリーンボンドによる資金調達に続き、今後も持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。