ユービーセキュア、クラウド型Webアプリ診断ツールを利用した脆弱性診断サービスを提供

　株式会社ユービーセキュアは6日、クラウド型Webアプリケーション診断ツール「VexCloud」を利用した脆弱性診断サービス「VexCloud On-Demandサービス」を提供開始すると発表した。従来提供してきた「クイックスキャンサービス」は、この新サービスへ統合される

　VexCloud On-Demandサービスは、簡単なヒアリング項目に回答するだけで脆弱性診断を行えるサービス。ユービーセキュアでは7月以降の一般提供開始を目指して、クラウド型Webアプリケーション診断ツールのVexCloudを開発しているが、新サービスでは同社がこのVexCloudを利用して脆弱性診断を実施し、診断結果レポートを利用者に送付する。

　ユービーセキュアがツールを利用して診断を行うため、利用者は人的リソースや専門知識をほとんど必要とせず、簡単なヒアリング項目に回答するだけで診断を実施できる点がメリット。脆弱性については、SQLインジェクションやOSコマンドインジェクション、XMLインジェクション、HTTPヘッダーインジェクション、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、オープンリダイレクトなど検知に対応している。

　診断に要する期間は1週間程度で、価格は1FQDNあたり32万7800円（税込）。なお5月末までに契約した場合は、1FQDNあたり価格10万9780円（税込）のキャンペーン価格での提供となる。

サービスフロー