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AIoTクラウドがIoT開発運用SaaS「WIZIoT」を強化、製品発売後に機器のシーケンス制御を追加できる新機能を提供

 株式会社AIoTクラウドは20日、IoT開発運用SaaS「WIZIoT(ウィジオ)」において、レシピや運転コースなど、機器のシーケンス制御を製品発売後に追加できる「バリューアップデート機能」を統合し、3月29日から提供開始すると発表した。

 WIZIoTは、機器メーカー向けに、IoT製品の開発・運用に必要なクラウド、スマートフォンアプリ、ダッシュボード、通信モジュール用ファームウェア、サポートをワンストップで提供するIoT開発運用SaaS。

 今回の新版では、さまざまなレシピ・運転コースなどのシーケンス制御データをクラウドで管理・配信し、機器にダウンロードすることで、機器の運転パターンのバリエーションを容易に追加・拡張できる、バリューアップデート機能を提供する。

 例えば調理機器の場合は、多様なレシピデータを登録可能。洗濯機では衣類に最適な選択コース、冷蔵機器では温度管理コース、マッサージ機器ではプロマッサージコースをそれぞれ追加するといった、特定のシーケンス制御を後から加える用途に幅広く利用できるという。

 一方で機器メーカーの担当者向けには、こうした制御を簡単なUIで追加できる、コンテンツ管理・配信コンソールが提供される。また、遠隔からの機器状態の確認、運転完了通知といった基本的なIoT機能に加え、さまざまなレシピや運転コースを一覧から選び、クラウド経由で機器にダウンロードするIoTアプリを、短期間で生成する機能も提供される。

 なお調理機器の場合、レシピをテーマ別に一覧できるレシピリスト画面や、レシピ検索画面、食材・作り方の確認画面、調理シーケンスデータの機器へのダウンロード機能などのインターフェイスを、テンプレートとして用意しており、これをアレンジすることで、簡単にIoT機器アプリを作成できるとした。

 さらに今回は、コンテンツ管理・配信コンソールに、IoT機器のデータ可視化を行うダッシュボードを統合したIoT運用業務トータル支援ツール「WIZIoTマネージャー」も提供される。ダッシュボードでは、機器接続台数、アクティブユーザー数など、IoT機器の運用に関する基本情報のみならず、配信したレシピや運転コースがどのくらいのユーザーに使われているかといった、マーケティング施策の効果もダッシュボードで確認できるとしている。

 AIoTクラウドでは、機器のハードウェア変更と比べて、クラウド経由のコンテンツ・機能は素早く追加できるため、日々変化し、多様化が進むユーザーニーズにも柔軟に対応可能なほか、クラウドに登録したコンテンツは他機種でも継続的に活用していけると、そのメリットを説明している。