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バッファロー、一回記録の光ディスクのみを認識するポータブルBlu-rayドライブ 電子帳簿保存法への対応を支援

BRXL-PTWOU3-BK

 株式会社バッファローは、ポータブルBlu-rayドライブのラインアップに、ファイルの上書きを防止して光ディスクに電子取引データを保存できる、電子帳簿保存法(以下、電帳法)専用設計モデル「BRXL-PTWOU3-BK」を追加し、3月下旬より出荷を開始すると発表した。価格は2万1780円(税込)。

 BRXL-PTWOU3-BKは、2022年1月施行の改正電帳法で義務化された、電子取引データの電子保存に対応するためのポータブルBlu-rayドライブ。この保存要件である、電子データの最低7年間の長期保存が求められているが、その保存先として光ディスクを利用するための専用モデルとして提供される。

 具体的には、再書き込み防止機能によって一回記録の光ディスクにのみ書き込めるようになっており、繰り返し上書きができる光ディスクは認識しない。繰り返し書き込みできる光学ドライブを使用した場合、人的ミスによるデータの上書き・消去等でデータ損失が発生し、電帳法で定められる「真実性の確保」の要件を満たせなくなるリスクがあるが、BRXL-PTWOU3-BKは前述のように一回記録の光ディスクのみを認識するため、電子取引データの損失を防止可能という。

 また、バッファローが無料提供しているソフトウェア「電子帳簿マネージャー」と組み合わせることにより、電子取引データの保存要件の1つである「可視性の確保」に対応した、規則性のあるファイル名の変更作業の業務負荷を大きく軽減できるとのことだ。