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セキュアブレイン、企業から漏えいした情報を調査する「RiskINTサービス」を提供

 株式会社セキュアブレインは20日、台湾CyCraft(サイクラフト)の企業漏えい情報調査サービス「RiskINT(リスクイント)サービス」を販売開始すると発表した。脅威のカテゴリ別にアナリストチームが検証・検討し、利用企業が対策を検討するのに必要な情報を明確に提示してくれるという。

 RiskINTサービスは、漏えい情報の調査を実施したい企業向けのサービス。ダークウェブなどに漏れ売買されている認証情報や、流出しているアカウント情報などを専門アナリストチームが探索し、レポートにまとめて提供する。

 具体的には、利用企業が運営しているWebサイト上の認証情報について、ディープウェブ・ダークウェブ上での売買状況を報告する「認証情報売買リスク情報(Dark Web Risk)」、利用企業のドメインを含むメールアドレスをログインアカウントとして利用している場合の、ユーザー名・パスワードなどの認証情報の流出状況を報告する「認証情報漏えいリスク情報(Credentials Exposure Risk)」、利用企業のドメインに類似した名称を持つ、リスクの高いフィッシングドメインを報告する「類似ドメイン悪用リスク情報(Typosquatting Domain Risk)」といったレポートを提供する。

 企業は、これらのレポート結果に示される、重要度が高いセキュリティリスクを参考にすることで、被害を未然に防ぐための対策を取れるようになるとのことだ。なおCyCraftでは、世界の主要な脅威情報源を継続的に監視・分析しており、提供されるレポートは、それらの情報源から得られたものを基礎情報として利用している。

 参考価格は、ワンタイム・サービス(1ドメイン調査)の場合で63万円(税別)。今回は、2割引の50万4000円(税別)で提供する年度末キャンペーンも実施する。キャンペーン期間は3月31日受注分まで。

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