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Microsoftが9月の月例パッチ公開、危険度の高い脆弱性を含む63件を修正

 日本マイクロソフト株式会社は14日、9月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Office、SharePoint、Microsoft .NET、Visual Studio、Dynamics 365、Microsoft Azure-related software、Microsoft Defender for Endpoint for Mac。また、Microsoft Edgeについては、月例の修正パッチとは別のタイミングでアップデートが行われている。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 11/10/8.1、Windows Server 2022/2019/2016/2012 R2/2012)とDynamics 365。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで63件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが5件。

 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、「Windows共通ログファイルシステムドライバーの特権の昇格の脆弱性(CVE-2022-37969)」については、既に脆弱性の悪用が確認されているとして、マイクロソフトでは早急に更新プログラムを適用するよう呼びかけている。

 また、Windows TCP/IPに関する「CVE-2022-34718」、インターネットキー交換(IKE)プロトコル拡張機能に関する「CVE-2022-34722」「CVE-2022-34721」は、CVSS基本値が9.8と高いスコアで、認証やユーザーの操作をすることなく悪用が可能な脆弱性のため、悪用や事前の情報公開は確認されていないが、企業組織では早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨するとしている。