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NRIセキュア、添付ファイル付きメールのセキュリティレベルを強化する「クリプト便 for m-FILTER@Cloud」を提供

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は2日、添付ファイル付きメールのセキュリティレベルを強化するためのソリューション「クリプト便 for m-FILTER@Cloud」を、9月1日に提供開始すると発表した。

 クリプト便 for m-FILTER@Cloudは、NRIセキュアが開発・運用する企業向けのファイル転送/共有サービス「クリプト便」と、デジタルアーツ株式会社が提供するメールセキュリティ製品「m-FILTER@Cloud」との連携による、添付ファイル付きメール対策ソリューション。

「クリプト便 for m-FILTER@Cloud」の利用イメージ

 利用者が添付ファイル付きメールを送信すると、自動で添付ファイルがメールから分離され、分離された添付ファイルがクリプト便のサーバーにアップロードされる。メールの受信者は、クリプト便から送られてくる通知メールに記載されたダウンロード用URLにアクセスすることで、添付ファイルを取得できる。

 送信者によるパスワードの設定を必要としないため、利用者の利便性を高められることに加え、メール盗聴対策にも効果的な「ゲストユーザログイン機能」も利用できる。

 サービスは、一通のメールに添付できる複数ファイルの合計容量によって3つのプランが用意される。各プランの1ライセンスあたりの料金は、添付ファイル100MBまでの「エンタープライズプラン」が月額250円、添付ファイル20MBまでの「ビジネスプラン」が月額200円、添付ファイル10MBまでの「エコノミープラン」が月額150円。10ライセンスからの契約で、支払いは年額払いとなる。また、製品の利用にあたっては、m-FILTER@Cloudの利用契約が必要となる。

 NRIセキュアでは、クリプト便 for m-FILTER@Cloudリリースを記念して、利用料が40%割引OFF(初回契約分のみ)となる特別キャンペーンを実施する。対象は2023年2月1日契約開始まで。