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ネットチャート、電子取引データのクラウド保存サービス「帳BOX」を提供 中小企業の改正電子帳簿保存法対応を支援

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の子会社であるネットチャート株式会社は14日、改正電子帳簿保存法に伴う電子取引データのクラウド保存サービスとして、「帳BOX(チョウボックス)」を発表した。主に中小企業向けに提供する。

 「帳BOX」は、仕入れ先や取引先から受領する見積書・請求書などの契約関連書面、過去の紙書類などの電子データをクラウド環境に保存するサービス。PDF化した取引書類をアップロードし、適切に保存することが可能で、改正電子帳簿保存法で求められるタイムスタンプの付与、タグ付け(取引先、取引日、金額など)、検索等に対応しており、部門/書類の種類に応じたフォルダ分けも自由に行えるという。

 基本料金は月額1万円(税別、以下すべて同じ)で、データ容量は無制限。月間500通までのアップロードに対応し、アップロード時にタイムスタンプを全件自動付与するとした。

 また文書保管だけでなく、電子契約によるペーパーレス化や効率化を実現したい場合は、オプションで「電子契約プラン」を契約可能。同プランでは、電子署名や電子サインといった基本機能から、電子契約のワークフローや閲覧権限機能などの上位機能まで、利用企業の要望に合わせてメニューを選べるとのことだ。

 電子契約プランの基本料金は、送信数が月間50通までのLightプランで、月額4980円から。電子署名料金は1通あたり200円の従量料金となっている。