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横河レンタ・リース、PCの調達・運用を包括的に支援するサブスクリプションサービス「Cotoka for PC」

 横河レンタ・リース株式会社は13日、レンタルPCをベースに、PCに関連したサービスを包括的に提供する「Cotoka for PC」を、同日より提供開始すると発表した。PCの利用料金を含めて、月額サブスクリプション方式で提供される。

 Cotoka for PCは、PCをサービスとして利用者に提供するDevice as a Service。PCそのものをレンタル提供するのみならず、管理機能、さらにはリプレースなどを含めた、PCを維持するためのライフサイクル全体をカバーしている点が特長で、リモートワークの増加などによって増大する一方の、IT管理者の負担軽減を支援する。

 PCは、横河レンタ・リースが定める標準のラインアップから、ユーザーが最適な機種を自由に選択可能で、B5モバイルやA4ノートなど、スペックやフォームファクター別に複数の機種を用意する。また、管理者が選定する機種を含めたラインアップのカスタマイズにも対応した。

 加えて、PCはIDaaS(ID as a Service)と連携されたユーザーIDにひもづけて把握でき、従来の資産管理ツールのように「エージェントがインストールされていない」「ネットワークにつながっていない」などの理由によってPCが管理不能になることを防止するとのこと。

 管理機能はクラウド上の「Cotoka Platform」から提供され、Azure Active Directory(AD)をはじめとするIDaaSとOpen ID Connectによって連携することで、高いセキュリティを保ちながら、さまざまな場所のユーザーに対してサービスを提供可能にしている。

 さらには、PCのリプレースも定期的にユーザーへ直接行われ、その予算確保や作業計画の立案などが不要になる点も特長。Microsoft 365や他のクラウドと直接、もしくはiPaaSを介してAPI連携することにより、PC運用のワークフロー自動化もサポートできる。例えば、マイクロソフトのWindows Autopilotを利用し、PCのユーザーへの配送にあわせて、ハードウェアIDを利用企業のMicrosoft 365テナントに自動で登録する、といった利用が可能だ。