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別府市が自治体向けコミュニケーション支援サービス「SumaMachi」を導入、保育所と保護者のやり取りを支援

 HENNGE株式会社は13日、大分県別府市が、自治体職員と地域住民による双方向のコミュニケーションを実現するサービス「SumaMachi」を導入したと発表した。

 SumaMachiは、自治体と住民のスムーズな双方向コミュニケーションを実現するコミュニケーションサービス。これまで自治体の各部署が行っていた住民への情報発信を一元化・デジタル化することで、業務の効率化が実現するという。さらに、住民側の課題やニーズもくみ取りやすくなるほか、緊急時には迅速な情報発信を行えるとのこと。

 HENNGEは別府市と2020年2月に、「別府ツーリズムバレー構想推進に関する包括連携協定」を結び、さまざまな施策を展開してきたが、2021年12月13日より、市内の公立保育所でSumaMachiの正式運用が開始された。

 これにより、保護者からの欠席・遅刻連絡がオンラインでやり取りできるようになったほか、アンケート機能を用いて、保護者からの回答結果をリアルタイムで集計することも可能になったという。さらに、保育所からの配布プリントをデータで保護者へ届けられるため、印刷作業が不要になるなど、職員の事務負担軽減にも効果を発揮すると期待されている。