レノボがカシオ計算機と協業、オンライン学習プラットフォーム「ClassPad.net for Lenovo」を提供

　レノボ・ジャパン合同会社（以下、レノボ）は29日、教育機関向けコンテンツの提供において、カシオ計算機株式会社と協業開始すると発表した。これに伴い、カシオ計算機の総合学習プラットフォーム「ClassPad.net」の機能を限定し、リーズナブルな価格帯とした「ClassPad.net for Lenovo」を、学校法人向けに提供する。価格はオープン。

　ClassPad.netは、PCやタブレットでの利用に適したオンライン学習プラットフォーム。学校現場で使用頻度の高いコンテンツを多数収録している点が特徴で、例えばオンライン辞書機能では、電子辞書「EX-word」の辞書コンテンツを効率的に活用できるという。またデジタルノート機能も搭載し、オンライン辞書機能と連携したコンテンツの項目引用も可能とのこと。

　ClassPad.net for Lenovoでは、この機能を限定し、リーズナブルな価格帯で提供する。具体的には、オンライン辞書機能（英和辞典、和英辞典、国語辞典）、デジタルノート機能、数学ツールを利用できる。

　なおレノボでは、2021年秋以降に販売するコンシューマ向けPCに、Classpad.netの期間限定ライセンスをバンドルする計画だ。