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東芝ITサービス、制御システム向けセキュリティ「CyberX(Defender for IoT)」のリモート監視サービスを提供

 東芝ITサービス株式会社は16日、制御システム向けサイバーセキュリティプラットフォームCyberX(Defender for IoT)のリモートセキュリティ監視サービスの提供を開始した。

 CyberX(Defender for IoT)は、電力・公共機関・金融などの社会インフラや、工場プラントなどの制御システム向けサイバーセキュリティプラットフォーム。世界1200カ所以上の制御システムのネットワークへの導入実績を持つ。

 東芝ITサービスでは、社会インフラ・制御システムなどの顧客の要望に対応するため、日本国内向けに24時間365日のリモート監視機能を実現する 「リモートセキュリティ監視サービス CyberX(Defender for IoT)」 の提供を開始する。これにより、社会インフラ・制御システムを標的としたサイバー攻撃に備えることができ、顧客のセキュリティ運用の負荷軽減、セキュリティ対策の維持・効率化を図る事を可能とする。

 サービスでは、24時間365日でCyberX(Defender for IoT)のセキュリティイベントを監視。事前に顧客と設定した内容に基づき、セキュリティイベント検知をフィルタリング・分類し、顧客に通知が必要なセキュリティイベントを日本語レポートで通知する。

 CyberX(Defender for IoT)に蓄積された情報をもとに、毎月の報告として重要度別の検知件数・日別件数推移・月別件数推移・捕捉説明・イベント対応履歴などを統計レポートとして提供する。東芝ITサービスに限らず、他社から導入したCyberX(Defender for IoT)に対しても監視サービスの提供に対応する。