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CTC、Silver PeakのWANエッジソリューションを提供 拠点からのセキュアなローカルブレークアウトを支援

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は1日、米Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(以下、Aruba)が2020年に買収したSilver Peak Systems(以下、Silver Peak)のWANエッジソリューション「Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WANエッジプラットフォーム」を、同日より提供開始すると発表した。

 Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WAN エッジプラットフォームは、一般的なクラウドサービスについての独自情報をもとに、拠点や在宅でのクラウドの快適な利用を実現するSD-WANソリューション。クラウドを含めたドメインでは3億以上、アプリケーションでは1万以上の独自のリアルタイムデータベースを保有しており、本社のネットワークを通さない各拠点からの適応型ローカルブレークアウトを、セキュリティレベルを落とさずに実現するという。

 また同プラットフォームは、Microsoft 365ネットワーキングパートナープログラムの一部で認定されているので、Microsoft 365の快適な利用を実現する点も特長とした。

 CTCでは、このSilver Peakのテクノロジーと、多拠点向けにSD-WANや有線/無線LANをクラウドで一括管理するArubaのソリューション「SD-Branch」、さらに同社のリモートアクセスソリューションを組み合わせ、利用企業のネットワーク利用やビジネスの変革に貢献するとアピールしている。

 なお同社は今回、国内で初めてSilver PeakのGoldパートナーとして認定されたほか、すでにArubaのPlatinumパートナー認定を受けているとのことで、従来の大規模なネットワーク構築の実績をもとに、Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WANエッジソリューションの提供とともに、設計や構築支援、関連システムの導入・連携、運用・保守などトータルな支援サービスを提供するとのことだ。

 CTCは、マルチクラウドやSaaSの利用の増加が見込まれる、製造や流通、情報通信、電力などの企業を中心に展開する考えで、初年度で1億円の受注を目指す。