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複合カフェ「自遊空間」などをワークスペースとして利用可能に――、ランシステムが「R-Work」を発表

 複合カフェ「自遊空間」などを運営する株式会社ランシステムは16日、法人決済で全国のワークスペースを利用できるサービス「R-Work」を発表した。「自遊空間」をはじめ、提携施設をサテライトオフィスとして利用できるようになるとのことで、サービスは3月1日より提供開始する。

 「R-Work」は、「自遊空間」および全国の提携施設を、契約企業のサテライトオフィスとして利用できるサービス。提携施設には、キャップクラウド株式会社が開発した「anyplace」を設置し、位置情報(施設情報)と連動した入退室記録を契約企業へ提供することで、企業の労務管理にも活用できるという。

 また、R-Work利用料は法人決済での支払いとなるため、企業内での経費精算業務を発生させない点もメリット。一方、提携施設には利用時間に応じた施設利用料金を支払うとしている。

 利用プランは、同時利用人数に応じたライセンスを契約する「定額プラン」と、少人数のトライアル利用に適した「完全従量プラン」を用意した。定額プランは1ライセンスあたり月額4万円(ボリュームディスカウントあり)で、契約数をオーバーして同時利用した分については、1時間400円の追加費用が発生する。一方の完全従量プランは、1時間あたり400円。

 なおリリースを記念し、先着100ライセンス限定で、1ライセンスあたり月額5000円を最大2年間割り引くキャンペーンも実施される。ただし、契約ライセンスの合計が10ライセンスに達した段階でキャンペーン適用外になるとのこと。

 サービス開始時点で利用可能な施設は「自遊空間」の129店舗で、提携施設を順次拡大する予定。ランシステムでは、複合カフェ、カラオケボックス、コワーキングスペース、ボックス型個室オフィス、ホテルなどとの提携を計画している。

 サービス提供時間は9時~18時。施設によっては土日祝日がサービス対象外となる。