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NTT-AT、社内業務DXの支援に向けデロイトトーマツと連携、第一弾として契約・請求関連ソリューションを提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は18日、デロイト トーマツ リスクサービス株式会社(以下、DTRS)と、社内業務のデジタライゼーションについて、法令順守やガバナンスの観点を含む業務革新のアドバイザリーサービスから具体的なソリューション提案までを戦略的に実現するための協業を開始したと発表した。

 NTT-ATとDTRSでは、企業が直面しているデジタルシフトにおける課題に対し、単なるDXツールの導入ではなく、業務・リスクコンサルティングから事業運営全体を見渡した課題解決と最適ソリューション群の提案を行うと説明。実際の導入から組織への定着、次なる改善へとつなげる業務全体のデジタライゼーションの実現を支援するなど、より高付加価値なソリューションを提供することを目的に協業するとしている。

 協業では、企業が取り組む各種業務の電子化やペーパーレス化などのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するための第一弾として、契約・請求関連業務のDX推進に向け、NTT-ATが展開するAI契約審査プロセス支援システム「インテリジェント契約チェッカー」、RPAツール「WinActor」などのDXツール群と、DTRSによる企業の経営課題に沿ったアドバイザリーサービスとAI-OCR「DeepICRクラウド(以下、DeepICR)」を組み合わせ、顧客それぞれに合わせたベストプラクティスを具現化・提案していく。

 NTT-ATとDTRSは、両社の強みを活かし、まずは企業における契約・請求関係業務のDX化を支援することで、協業による新たな付加価値を顧客に提供すると説明。今回の第一弾に続き、さまざまな業務の効率化・高度化を希望する顧客に対し、デジタルシフト・業務最適化のアドバイザリーサービスとDXツール群を組み合わせたベストプラクティス連携ソリューションを提供することで、顧客のDX推進の加速を支援していくとしている。

契約書関連業務のソリューション提案のイメージ
請求書関連業務のソリューション提案のイメージ