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アシスト、セキュリティ機能を強化したクライアント仮想化ソフト「Ericom Connect 9.4」を提供

 株式会社アシストは、イスラエルEricom Softwareのクライアント仮想化ソフトウェア「Ericom Connect」において、セキュリティ機能が向上した新版「同 9.4」を11月20日より提供開始すると発表した。

 Ericom Connectは、イスラエルEricom Softwareが開発したクライアント仮想化ソリューション。グリッドアーキテクチャをコネクションブローカー(管理サーバー)に採用しており、10万ユーザー規模のクライアント仮想化環境もシンプルな構成で実現できるという。

 今回の新版では、特定のアプリケーションやデスクトップにリモートデスクトップ接続した際に、ユーザー名や日付を電子透かしとして表示する機能を新たに搭載した。これによって、利用者が機密情報をスマートフォンなどで撮影し、外部に流出させる行為を抑止するという。

 また、クリップボード(コピー&ペースト)の双方向制御機能も新たに搭載した。リモート側のデータを端末側にペースト不能にし、当該操作を行った際には警告音を鳴らす端末側へのペースト制御(情報漏えい対策)と、ローカル端末側の文書等をリモート側にペースト不能にし、当該操作時に警告音を鳴らすリモート側へのペースト制御(脅威の流入対策)を可能にしている。

 なおこれらの新機能は、ユーザー(グループ)やリモートデスクトップ接続先に応じて利用可能になるとのこと。