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Microsoftが10月の月例パッチ公開、Office 2010/Office 2016 for Macはサポート終了

 日本マイクロソフト株式会社は14日、10月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、Exchange Server、Dynamics 365関連のソフトウェア、Visual Studio関連のソフトウェア、.NET関連のソフトウェア、Adobe Flash Player。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012)、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、Adobe Flash Player。Adobe Flash Playerを除いて、修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで87件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが11件。

 また、Office 2010とOffice 2016 for Macについては、米国時間2020年10月13日に製品のサポートが終了となり、セキュリティ更新プログラムの提供は今回が最後となる。マイクロソフトでは、対象の製品を利用の場合は、最新のセキュリティ更新プログラムを適用するとともに、サポートされているバージョンへの早めの移行を呼びかけている。