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M-SOL、kintoneを利用した申請管理アプリを手軽に構築する「Smart at tools for kintone申請パック」

 M-SOLUTIONS株式会社(以下、M-SOL)は12日、サイボウズ株式会社の業務アプリ作成クラウド「kintone」にて利用する申請管理アプリとして、「Smart at tools for kintone申請パック」を提供開始したと発表した。

 「Smart at tools for kintone 申請パック」は、交通費精算や稟議申請など用途に合わせたテンプレートを使用し、kintoneでの申請フロー作成、管理をすばやく簡単に行えるよう支援するソリューション。

 豊富なテンプレートにより申請アプリをkintone上にて素早く作成できるほか、申請フローについても、用意されたパターンを選択するだけで作成可能なため、情報システム部門以外の担当者であっても、高度な申請フローの設定を最短10分で行えるという。

 また、申請後に申請者がミスに気付いた際の自身での差し戻しや、承認担当者が長期休暇中の代理承認者の設定も簡単に実行可能。これらの申請フローにかかわる作業や、申請状況の一括管理もkintone内で完結できるので、作業する場所を選ばない点もメリットとした。

Smart at tools for kintone 申請パックを利用した申請フロー作成(例:テレワーク申請)

 こうした特徴により、オフィスに出社しなくとも申請や承認作業を行える環境を手軽に構築できることから、M-SOLでは、テレワーク導入のハードルとなっている押印業務を削減し、手間を掛けないテレワークの導入を推進可能とアピールしている。

 なお、利用人数に応じて複数のプランが設定されており、価格例(税別)は、50IDまでのスタータープランが年額9万円、100IDまでのスタンダードプランが年額18万円など。別途初期費用(10万円から)が必要となる。

 このほかM-SOLでは、2020年12月末までに同サービスのトライアルを申し込んだ利用企業向けに、Web会議経由で同サービスのインストールを行う「導入設定サポート」の無償提供キャンペーンを実施している。