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アイレット、Google BigQueryを利用しデータ分析基盤を構築する「Data Lake構築サービス」

 アイレット株式会社は17日、クラウド活用の総合支援サービス「cloudpack」において、Google Cloudのデータウェアハウスである「Google BigQuery」を利用し、データ分析基盤を構築する「Data Lake構築サービス」を提供すると発表した。

 「Data Lake構築サービス」は、Google BigQueryを用いてビッグデータ分析に適した基盤を構築するサービス。あらゆるアプリケーションのログなどを収集し、まとめて管理することで、ビジネスの成長に必要な情報を取得するためのデータ分析に最適な環境を提供するという。

 具体的なプランとしては2種類をラインアップした。1つ目の「データ投入プラン」は、定期的、および特定のイベント発生時に、オンプレミスやクラウドなどの既存環境からGoogle BigQueryへアプリケーションのログなどを転送し、分析可能な状態にする。

 一方の「データ分析基盤プラン」では、データ投入プランの内容に加えて、BIツール(Googleデータポータル)により、データ分析結果やビジネス指標を、ダッシュボードやレポートとして可視化するとのことだ。

 初期費用(税別)は、データ投入プランが150万円から、データ分析プランが250万円から。運用保守費用は、データ保守(欠損の確認、原因調査など)とサポート窓口、データ連携システムの監視を含めて30万円から。別途、Google Cloudの利用料金が必要となる。

 また有償オプションとして、Fluentdなどデータ収集ソフトウェアへの対応や、CSVなどで定期的に出力されるデータの投入、YouTubeのチャンネルレポート、Googleスプレッドシートからの定期入力・出力、Looker導入支援、広告出稿の自動化・省力化などのサービスを提供するとしている。