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MDIS、クラウド型電子署名サービスを提供 今後はタイムスタンプ・長期署名対応などを順次実施予定

 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(以下、MDIS)は、電子署名ソリューション「MistyGuard シリーズ」の新サービスとして「MistyGuard<クラウド電子署名サービス>」を8月31日から販売開始すると発表した。

 「MistyGuard シリーズ」は、PDF形式の電子文書に電子署名を施すことで、改ざん検知や署名した本人の確認が可能となる電子署名モジュール。従来は主にオンプレミスでのサービス提供だったが、今回は新たにクラウド版の「MistyGuard<クラウド電子署名サービス>」をラインアップした。

 クラウド経由のサービス提供となるため、サーバー機器やシステム導入作業、クライアントPCへのソフトウェアインストールは不要で、GUI操作により、PDF化されたさまざまなドキュメントに対し、容易に押印を行えるという。

 今回は秘密鍵をクラウドで管理するリモート署名機能を提供。今後、署名ファイルの保管・閲覧機能を追加するほか、スマートフォン対応、タイムスタンプおよび長期署名への対応、個別書式フォーマットや連続署名への対応、Excel、WordなどOfficeファイルの自動PDF化といった機能を追加するとしている。

 なおMDISでは、三菱電機のセキュリティ基準に準拠したグループクラウド基盤に電子署名機能を実装しており、なりすましや情報の改ざん検知が可能なため、安心して業務に利用できるとアピールした。

 また、今回販売するクラウド電子署名サービスだけでなく、文書管理システムやワークフローなどさまざまなシステム構築の実績があり、要望に応じて個別システムとの連携開発も可能とのこと。

 「MistyGuard<クラウド電子署名サービス>」の価格は、100ユーザーの場合で年間36万円(税別)。MDISでは、年間100社への販売を目標としている。