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カゴヤ・ジャパン、KAGOYA CLOUD「IaaS」 サービスを提供開始

 カゴヤ・ジャパン株式会社は28日、同社のクラウドサービス「KAGOYA CLOUD」において、「IaaS」サービスの提供を開始した。

 KAGOYA CloudのIaaSサービスは、自由度の高い仮想サーバー環境を、ネットワークオプションを組み合わせて、オンデマンドに実現できるサービス。最小コア数は1コア、最小メモリは512MB、全95パターンのスペックバリエーションから最適なサーバーを選択でき、大容量ディスク(最大1TB)も選択できる。

 必要に応じてスケールアップやスケールダウンが可能で、ディスクは容量増大に加えて増設(1サーバーに複数のディスクをアタッチ)も可能。構築済みのサーバーのスナップショットをもとに、簡単にサーバーの複製もできる。

 一時的なリソース強化などの場合でも、リソースの利用時間に応じた従量課金制を採用しているため、無駄な費用が発生しない。月額上限設定(200時間)もあるため、利用料金の予測ができる。

 複数台サーバーのローカル接続が可能な「スイッチ」オプションや、拠点間VPNを実現する「ルーター」オプションなど、法人向けの高機能なネットワークオプションを提供。サーバーの管理やスケーリングの自動化などに活用できるAPIも提供する。

 サービスの料金(税別)は、CPU1コア/メモリ512MBの場合で1時間6.6円/月額1320円、CPU2コア/メモリ2GBの場合で1時間16.5円/月額3300円、CPU4コア/メモリ4GBの場合で1時間33円/月額6600円など。

 カゴヤ・ジャパンでは、KAGOYA CLOUDにおいて、安価に利用を始められる「VPS」と、Kubernetes環境を手軽に利用できる「コンテナサービス」の間を補完する形で、より高度なネットワーク構成やAPI対応が可能な「IaaS」が揃うことで、顧客の幅広いニーズに応えられるとしている。