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CTC、Microsoft 365の操作問い合わせ対応に特化したAIチャットボットを販売

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は15日、台湾Intumitが開発した、Microsoft 365の操作問い合わせ対応に特化したAIチャットボット「Smart365」を販売開始すると発表した。オンプレミス、SaaSの両形態で提供する。

 Smart365は、スケジュール、通話/Web会議、タスク管理、ファイル・情報の管理・共有など、企業において利用場面が多様化している、Microsoft 365に特化したAIチャットボット。Microsoft 365に含まれるMicrosoft Teamsをユーザーインターフェイスとして利用しているという。

 また、Microsoft Teamsを中心とした操作方法や設定については、質疑応答の大量データを備えているため、早期に運用開始できるとした。

 言語は、現在は中国語と日本語に対応しているほか、英語、タイ語を含めた他言語への対応も進められており、ASEAN地域など、グローバルでの提供も予定しているとのこと。

 なおCTCとIntumitは、2019年5月からAIチャットボットサービスを国内企業に向けて共同で提供しており、Smart365についても、開発段階から協業を進めてきたとのこと。CTCでは、製品販売のみならず、インフラを含めた導入支援、ナレッジデータベースの構築、チューニングの支援、保守サポートなど、トータルなサービスを提供する

 価格は、SaaSタイプの場合で月額10万円から。