ニュース

イルグルム、マーケティング効果測定「アドエビス」でSalesforceとのデータ連携機能をアップデート

 株式会社イルグルムは8日、同社のマーケティング効果測定プラットフォーム「アドエビス」のマーケティングデータをSalesforce上に取り込むアプリケーション「AD EBiSコネクタ」のアップデートを実施したと発表した。

 AD EBiSコネクタは、Web広告をはじめ、メルマガ、SNSなど各種マーケティング施策のユーザー接触履歴と自然検索流入履歴といった行動データを、Salesforceのリード/取引先責任者へシームレスに組み込む機能を提供する。

 アドエビスのデータをSalesforceのリード/取引先責任者へ付与することで、インサイドセールスの架電や、フィールドセールスの商談の組み立てなど、さまざまな営業活動において顧客インサイトを活用できるようにする。

 Salesforce上にマーケティング施策と成約データをひも付けたレポートを作成することで、チャネルや訴求内容別の商談状況を確認できる。マーケティング施策が売上に与える影響を可視化・分析することで、成約につながるマーケティング戦略の立案とプロモーション活動のパフォーマンス向上に役立てられるとしている。

 AD EBiSコネクタにより、ExcelやBIを活用したレポーティングの利便性も向上させられる。アドエビスに登録している媒体種別名、広告グループ名などの広告情報をSalesforceでも保持することで、同一名称のデータを用いたひも付けが可能となり、レポート作成における工数を軽減できる。

 また、今回のアップデートでは、1st party Cookieを用いた高精度なデータ計測に加え、SalesforceのB2Bマーケティングオートメーション製品「Pardot」の「フォーム」と「フォームハンドラー」にも対応し、Salesforce利用企業にさらなる利便性を提供するとしている。