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リコー、中堅中小企業向け業務業種ソリューション「RICOH Digital Processing Service」を提供

 リコージャパン株式会社は5日、中堅中小企業向けにニューノーマル(新常態)環境下での業務効率化や生産性向上を実現するソリューション商品群として、新たに「RICOH Digital Processing Service」の提供を開始すると発表した。

 RICOH Digital Processing Serviceは、業種業務ごとの固有の業務フローをデジタル化し、エッジデバイス、自動化サービスなどを組み合わせて、ニューノーマル(新常態)に対応した新しい働き方を支援するソリューション商品群。オフィスやホーム、現場といった「はたらく場所」を問わず、自動化・省力化により、仕事場に「密」環境を作らず、業務の生産性向上を支援する。

「RICOH Digital Processing Service」の概要

 建設設備業向けの「RICOH Digital Processing Service 建設業 図面変換・社内外データ活用パック」は、複合機で読み取った紙/PDF図面をCADデータに変換し、積算見積もりなどの後工程を効率化するパッケージ。最小構成価格は47万8000円(税別、以下価格はすべて税別)から。

 このほか、建設土木業向けの「同 工事現場・遠隔臨場パック」(最小構成価格59万4000円から)、不動産業向けの「同 不動産オンライン営業パック」(最小構成価格19万2000円から)、福祉介護業界向けの「同 福祉介護オンライン面会パック」(最小構成価格18万6000円から)など、合計10パックを6月5日から順次発売する。これにより、これまで提供してきた業種業務パッケージと合わせて110パックを「RICOH Digital Processing Service」のラインアップとして展開する。

 また、RICOH Digital Processing Serviceと組み合わせて活用するエッジデバイスとして、本体と保守料金をセットにして月額7900円で利用できるA4カラー複合機「RICOH IM C300DG」を6月8日に発売する。請求書に記載された情報を自動認識してデータ化し、業務システムに連携できる「RICOH Cloud OCR for 請求書」などと組み合わせ、請求書の処理業務を効率化するなど、構成の一部としてワークフローのデジタル化を進める。

RICOH IM C300DG