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クロスキャット、NTTテクノクロスと「テレワーク時の業務可視化ソリューション」を提供

 株式会社クロスキャットは21日、NTTテクノクロス株式会社と共同で「テレワーク時の業務可視化ソリューション」の提供を6月1日に開始すると発表した。

 ソリューションは、クロスキャットのクラウド型勤怠管理システム「CC-BizMate」のサブモジュールである工数管理システム「CC-BizMate Performance Finder」と、NTTテクノクロスが展開するタスク管理サービス「FlatTask」のAPI連携により、テレワーク時における社員の作業内容やその作業にかかった時間を可視化するもの。

 利用者がFlatTaskを使って作業内容を登録して、管理者やメンバー間でタスクの進捗状況を共有し、作業完了時に「かかった時間」「作業の区分」を入力すると、CC-BizMate Performance Finderに反映され、個人や組織ごとの生産性についてデータ分析ができる。これにより、管理者はテレワークを行っている社員の作業を把握して効率的に振り分けるなど、生産性向上に向けた対策を打つことができる。

 「テレワーク時の業務可視化ソリューション」の価格(税別)は、CC-BizMate Performance Finderの初期導入費が25万円(500IDまでの場合)、利用料が50IDで月額5000円。ID追加費用は10IDごとに月額1000円。FlatTaskの導入費、利用料は要問い合わせ。

 クロスキャットでは新型コロナウイルスの影響からテレワークを導入する企業が急速に増えている一方で、社員が「どのような作業を行って、どれくらいの時間を使っていたか」「もっと効率化できないか」といった生産性の向上が課題になっていると説明。この課題を解決するために必須となる業務の可視化について、以前よりより協業を続けているNTTテクノクロスとのソリューション連携を実現し、共同でソリューションを提供するとしている。