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Telexistenceと日本マイクロソフトが協業、小売業界向けクラウドロボティクスサービスを共同開発

Azureをプラットフォームに採用

 Telexistence株式会社(以下、TX)と日本マイクロソフト株式会社は20日、小売業界向けクラウドロボティクスサービスの提供を行うために協業すると発表した。

 TXでは、開発を進めているAWP(Augmented Workforce Platform:拡張労働基盤)およびロボットのクラウド基盤に日本マイクロソフトのMicrosoft Azureを全面的に採用。店舗での商品陳列や人材採用などの業務を、地理的制約を受けずに可能にする小売業界向けクラウドロボティクスサービスを共同で開発するという。

 また将来的には、商品陳列業務と決済自動化技術を組み合わせ、同サービスを通して人件費の削減や業務効率化を図るだけでなく、商品開発などの新たな需要創造につながるよう支援するとした。

 さらに、日本マイクロソフトが持つ小売・流通業者とのパートナーネットワークを活用し、実店舗のデジタル化や店舗間のネットワーク化などを推進することで、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を支援するとしている。

 このほか日本マイクロソフトは、Microsoftがグローバルで展開するスタートアップ支援の一環として、海外でのTXの事業展開を支援するとのこと。主に、中国、米国市場におけるMicrosoftの法人顧客紹介と、各地域でのMicrosoft Azureを活用したソリューションの開発に向けた連携を進めていく。