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東京エレクトロン デバイス、セキュアなテレワーク環境の構築・運用を支援する「F5 APM on Nutanix」

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は15日、米F5 Networksの「BIG-IP APM(Access Policy Manager)」を米Nutanixのハイパーコンバージドインフラ(HCI)製品にプリインストールし、セキュアなリモートアクセス機能を提供するソリューション「F5 APM on Nutanix」として、同日より販売開始すると発表した。TEDでは、導入から構築、検証支援までをサポートするとともに、ヘルプデスクサービスやワンストップサービスを提供するとしている。

 「F5 APM on Nutanix」は、F5のリモートアクセス製品であるBIG-IP APMの仮想アプライアンスをNutanixのHCI製品にインストールし、セキュアなリモートアクセスの認証機能を統合して提供するソリューション。

 テレワークにおける社外から社内システムへのセキュアな接続を、ユーザー企業での運用にあわせて柔軟に実現できる。例えば、以下のような機能を組み合わせて運用可能だ。

・ワンタイムパスワード認証による二要素認証
・クライアント端末の固有情報やユーザーグループ情報によるアクセス制御
・アクセス端末のウイルス対策ソフトのパターン等のエンドポイントセキュリティチェック機能

 また、Nutanix上に導入されているBIG-IP APMをアクティベートするだけで、すぐにHCI+リモートアクセス機能を利用できる点も特長。こうしてHCIによる仮想環境にセキュアなリモートアクセス機能を統合し一元管理することで、従来は必要とされていた認証システム用のハードウェア機器が不要となり、導入・運用の工数とコストの削減、システム設置面積の削減を実現するとした。

 さらにTEDでは、Nutanix、F5両社の正規ディストリビューターとして、通常の保守サービスでは提供しきれなかった障害対応窓口の一元化や一次切り分け対応を行う「ワンストップサービス」を提供。信頼度の高い保守・運用を実現するとのことだ。

 価格は681万円(税別)から。別途、BIG-IP APMのライセンス購入が必要となる。