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エアー、Office 365ユーザー向けのメール監査システム「WISE 365 Cloud」を提供

 株式会社エアーは26日、Office 365のメールアーカイブに対して高精度な日本語全文検索を実現するメール監査システム「WISE 365 Cloud」サービスを、3月より提供開始したと発表した。価格は要問い合わせ。

 WISE 365 Cloudは、Office 365の利便性を生かしつつ、メールアーカイブの日本語検索機能を拡充し、多彩な手段でメール監査を実現する、Microsoft Azureを活用したクラウドサービス。重大不正の早期発見や予防につなげるための高度なメール監査を実現し、組織が直面するセキュリティリスクの回避や、コンプライアンスを順守するための迅速な対応を可能にする。

 メールデータはOffice 365のメールボックスとアーカイブストレージを使うため、利用者が重複して用意する必要はなく、既存のOffice 365の環境も変更不要。Office 365とは独立した検索権限を持つ管理者を一時的に自由に設定でき、任意の部門責任者に検索・監査の権限を期間限定で付与できる。

 また、高精度な日本語全文検索を実現し、存在するはずのメールが見つからないといった検索漏れがなく、監査者が求めるメールを確実に発見できるようにする。複雑な条件式を指定した検索ができ、検索条件も保存可能。毎日・毎週・毎月など、定期的な自動検索も設定できる。検索結果については、メールをやりとりした履歴から、相関図やスレッド表示などの関連情報を表示できる。