中止になったInterop Tokyo 2020、「Interop Online」としてオンラインで展開へ

Interop Tokyo 2020の公式サイトより

　株式会社ナノオプト・メディア（以下、ナノオプト）は18日、「Interop Tokyo 2020」など同時開催5イベントの中止を受け、オンラインセミナー開催や出展予定企業の新製品情報提供、資料ダウンロードなどを、4月13日よりWeb上で実施すると発表した。

　Interop Tokyo 2020などの5イベントは、当初、4月13日～15日に幕張メッセでの開催を予定していたが、国内における新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月27日に中止が発表されていた。

　しかし現在では、国内外で大型イベントの中止、あるいは延期が相次いで発表されるようになっており、ナノオプトでは、各分野における最新テクノロジーの共有、業界の活性化を促す、重要な機会の多くが失われていると指摘。

　Interop Tokyoがテーマとしている最新のインターネット技術とその利活用のトレンド、そして未来像を体感する機会も失われてしまうため、Interop Tokyo 2020を始めとする同時開催5展では、公式サイトを通じて、可能な限りの情報を発信することにしたという。

　4月13日～6月30日までの期間、出展予定だった各社の新製品情報をオンラインで紹介したり、定期的なオンラインセミナーの開催を行ったりするほか、オンラインならではのスペシャルコンテンツなども検討しているとのこと。

　また、出展各社よりエントリーされた新製品を対象としたアワード「Interop Tokyo Best of Show Award」も、形を変えて実施し、オンライン上にて発表する予定としている。

　なお名称は、イベントごとに設定されており、Interop Tokyoは「Interop Online」の名称で実施される。