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MAツール運用の最適化とデータクレンジングでマーケティング活動を支援、アグレックスが新サービスを提供

 株式会社アグレックスは11日、マーケティングオートメーション(MA)ツール活用の高度化を支援するサービスを提供開始したと発表した。

 このサービスは、煩雑になりがちなMAツールの活用をワンストップで支援するもの。企業のマーケティング活動における現状課題を分析し、デジタルマーケティング戦略に即した、最適なMAツールの選定・導入を行うほか、顧客管理のためのCRMツールとMAツールを連携させるなど、システム面からマーケティング活動を行うための仕組み作りを行うという。

 この連携では、例えば、MAツールで収集したWeb閲覧履歴やメール開封有無などの情報をCRMに反映することで、顧客の関心度合いや興味の対象を把握できるようになり、ロイヤルカスタマー創出につながるとしている。

 また、MAツールの運用代行と効果検証・改善提案により、デジタルマーケティング活動におけるBPRを実現。さらに、米Trillium Softwareのデータクレンジング・名寄せツール「Syncsort Trillium」を活用し、企業が保有する顧客データの高精度なデータクレンジング、マッチング(名寄せ)の受託処理を行う。

 なおデータクレンジングに関しては、アグレックスは40年以上にわたって培ってきた名寄せノウハウを活用しており、単純に顧客情報を「寄せる」のではなく、業務背景からヒアリングし最適な名寄せ結果を提供するとしている。

 こうして、アグレックスが蓄積してきた、MAツールを効果的に活用するための知識・経験を用いて運用することにより、企業はMAツールの煩雑な運用から解放され、企画・戦略に専念可能になるとアピールしている。