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TISがNutanixの導入・運用サービスを拡張、「HPE ProLiant DX」をサポート対象に

プライベート型クラウドサービスでも利用可能

 TIS株式会社は5日、Nutanixのハイパーコンバージドインフラ(HCI)製品「Nutanix Enterprise Cloud Platform」の導入・運用を支援する「TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix」と、TISインテックグループで提供しているプライベート型クラウドサービスのラインアップを拡張し、Hewlett Packard Enterprise(HPE)のハードウェアを利用した製品を対象とすると発表した。

 TISでは、自社導入を含めて多数のNutanix製品を導入・運用してきた経験を生かし、顧客企業におけるHCI製品の導入・運用を支援するサービス「TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix」を提供している。

 一方、Nutanix日本法人のニュータニックス・ジャパン合同会社では、Nutanixが提供する仮想化ソフトウェア「Nutanix Enterprise Cloud OS」とHPEのx86サーバー「HPE ProLiant」をベースにしたHCI製品「HPE ProLiant DX」を、NutanixとHPEに共通する販売パートナーを通じて、日本国内でも受注を開始している。

 TISによる今回のサービス拡張はこれを受けたもので、「TISプロフェッショナルサービスfor Nutanix」およびプライベート型クラウドサービスのメニューにおいて、ProLiant DXシリーズを利用可能にした。これにより、「以前から利用してきたハードウェアと同じものを採用したい」といった企業のニーズに対応するとしている。

 なおTISでは、今回のProLiant DXシリーズのラインアップ追加に合わせて「Nutanix on HPE ProLiant DXシリーズ スタートダッシュキャンペーン」を実施する。このキャンペーンでは、期間限定で、対象となるProLiant DXシリーズと10Gigabit Ethernetスイッチをセットで発注した場合、最大72%を割引して提供するとのことだ。