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マカフィー、データ保護と脅威防御をシームレスに管理する「Unified Cloud Edge」を発表

 米McAfee(マカフィー)は10月2日、データ保護と脅威防御をシームレスに管理し、よりセキュアなクラウド利用を可能にする「Unified Cloud Edge」を発表した。

 Unified Cloud Edgeは、CASBサービスの「McAfee MVISION Cloud」に、ウェブセキュリティ製品「McAfee Web Gateway」やデータ保護製品「McAfee Data Loss Prevention」が提供する機能を統合。SaaS型管理コンソールの「MVISION ePolicy Orchestrator(ePO)」とも連携し、クラウドのセキュリティ課題に対処可能なボーダレスIT環境を実現する。

 これにより、セキュリティ担当者はセキュアなクラウド利用を推進するとともに、リスクを低減、生産性を向上させられるとしている。

 マカフィーでは、同社の調査によると企業の81%がDLP(情報漏えい対策)とCASBを個別に管理制御しているため、複雑さが増し、セキュリティ効果が低下する可能性があると説明。Unified Cloud Edgeは、デバイスからクラウドまでのデータに対する包括的な可視性と一貫したコントロールが可能で、クラウド、ネットワーク、およびエンドポイント・データ保護のための統合されたポリシー、インシデント管理、調査、ワークフローおよびレポートを提供するとしている。

 また、脅威とデータ保護の管理に関する簡素化や、機械学習機能でデバイスの数十億のイベントを分析することにより、クラウド規模の脅威に対する一貫した防御を実現。複数の環境で機密データのセキュリティを扱う際の、一貫したユーザーエクスペリエンスを提供するとしている。