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デル テクノロジーズ、「Isilon F810」の利用可能な容量が140%向上する最新OSを発表

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社(以下、デル テクノロジーズ)は8日、スケールアウトNAS製品「Dell EMC Isilon」の最新版OS「Isilon OneFS 8.2.1」を発表した。

 Isilon OneFS 8.2.1では、オールフラッシュストレージシステムの「Dell EMC Isilon F810」に、インライン重複排除機能およびハードウェアベースのインライン圧縮機能を提供。Isilon F810の利用可能な容量が最大140%向上し、ストレージ管理者は爆発的に増加するデータを管理しながら、保有しているデータ資産の価値を最大限に引き出すことが可能になるとしている。

 データセットに応じて最大3:1のインラインデータ削減を実現し、クラスタの利用可能な容量を最大139PBまで拡張可能。また、Isilon F810のインラインデータ削減処理は、OneFS 8.2.1が稼働するすべてのIsilonストレージプラットフォームとシームレスに相互運用が可能で、ストレージ容量の増加と効率の向上により、データセンターの省スペース化および利用するリソースの削減を実現するとしている。

 製品の価格は個別見積もり。デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供する。

「Isilon OneFS 8.2.1」搭載の「Isilon F810」