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SAPジャパン、SAPソリューションの導入支援サービス「premium engagements」をリニューアル

 SAPジャパン株式会社は19日、SAPソリューションの導入プロジェクトを支援するサービス「premium engagements」を刷新し、提供を開始した。

 premium engagementsは、顧客との包括的かつ戦略的なパートナーシップを構築し、SAPソリューションの導入プロジェクトにおけるアドバイスなどの技術的支援を提供するサービス。サポートレベルに応じたサービスラインアップとして、戦略的な連携によりお客様のビジネス価値の創造を最大限支援する大企業向けの「SAP MaxAttention」、インテリジェントエンタープライズの実現をめざす中堅企業向けの「SAP ActiveAttention」、SAP S/4HANAおよびSAP BW/4HANA導入プロジェクトを支援する「SAP Value Assurance」の3種類を提供する。

 SAP MaxAttentionとSAP ActiveAttentionは、従来は導入プロジェクトの実行から運用までが支援の対象だったが、新規サービスでは対象範囲を拡大し、SAPソリューション導入における計画段階からプロジェクトの準備、導入、運用にいたるまで、エンド・ツー・エンドでの支援を提供。デジタル変革の構想策定とイノベーションの実現に関するアドバイスを提供することで、顧客のインテリジェントエンタープライズの実現を支援する。また、オンプレミスのソリューションのみの対象から、クラウドおよびハイブリッドソリューションへと対象範囲を拡大した。

 また、SAP MaxAttentionおよびSAP ActiveAttentionでは、顧客がどのような形でSAPソリューションを導入しようとしているかを把握した上で、技術的な観点でリスクの有無を確認するとともに、テスト段階で目標とするパフォーマンスが達成できているかをレビューし、達成できていない場合の最適化方法などを提案する。各フェーズに合わせた合計10のパッケージサービス群を用意し、これらを顧客の状況に応じて取捨選択して提供する。

 SAP Value Assuranceは、従来はSAP MaxAttetionの一部として提供していたが、SAP S/4HANAおよびSAP BW/4HANAソリューションの導入に特化したサービスのみを個別契約として提供できるようになった。新機能の情報や活用方法をアドバイスすることで、ソリューションの最大活用を促進するとともに、ビジネスパフォーマンスを最大化するための標準化と改善の促進、プロジェクトリスクの低減を支援する。