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バリオセキュア、より多様なシステムに対応したバックアップアウトソーシングサービス

 バリオセキュア株式会社は10日、データバックアップのアウトソーシングサービス「VDaP-Vario Data Protect」において、「VDaP Plus」「VDaP Professional」の2つを追加すると発表した。

 VDaP-Vario Data Protectは、ローカル設置用専用バックアップ機器と国内データセンター2拠点(東京・大阪)をあわせ、計3拠点のバックアップ環境を提供するサービス。バックアップ状況の確認、データ復旧の実行などを行える専用コントロールパネルもパッケージ化されており、企業の重要データの自動的な保管と、不測の事態に備えたBCP/DR(災害対策)をワンストップで実現できるという。

 新メニューのうち「VDaP Plus」は、より多くのシステムに対応したバックアップサービスで、従来のファイルバックアップに加えてイメージバックアップに対応。エージェントレスのため、既存環境への影響を心配することなく利用でき、VMware/Hyper-Vといった仮想環境、Oracle Database、Microsoft SQL Serverなどの各種データベース、Google Drive、Office 365、Salesforceのバックアップに対応するとしている。

 なお、バックアップデータの保存期間や容量制限はなく、サービスに付帯する東京データセンターへの自動保存後、大阪データセンターへのレプリケーションが実施され、ISO/ISMSに準拠した国内2拠点のバックアップ環境で安全に保管されるとのこと。また、専用管理画面の提供や、バックアップ専任技術者によるデータ復旧時のサポートもサービスに含まれるが、ローカルへのバックアップはサービスに含まれていない。

 一方の「VDaP Professional」は、「VDaP Plus」の拡張性をさらに高めたサービス。バックアップデータの保存先として沖縄データセンターやユーザー企業指定のデータセンターを利用でき、より柔軟性の高いDRaaSの実現するとしている。