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NTT東日本、データレスPCをレンタル提供する中小企業・SOHO向けサービス「おまかせデータレスPC」

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、中小企業・SOHO向けのサポート付きクラウドPCサービス「おまかせデータレスPC」を、6月24日より提供すると発表した。

 「おまかせデータレスPC」は、クラウドストレージ(OneDrive)にデータを自動保存し、ローカルドライブにはデータを残さない「データレス機能」を備えたレンタルPCを提供するサービス。インターネット環境があれば、社内・外出先など場所を問わずにデータをセキュアに扱えるため、テレワーク環境を手軽に導入できるという。クラウドストレージは、PC1台につき1TBの容量が提供される。

 PCのラインアップとして、B5ノート、A4ノート、デスクトップの3プランを用意。いずれも初期費用が不要の月額制で提供され、複数のプランを組み合わせた契約にも対応する。なおOSはいずれもWindows 10を標準搭載しているので、サポート期間の終了が迫っているWindows 7からの更改ソリューションとしても利用できるとのこと。レンタルPCのため、万一PCが故障した際には機器交換も実施するとした。

 またPCには、Microsoft Office 365 Business、ウイルス対策ソフトウェアなどをあらかじめインストールし、初期設定済みの状態でユーザーへ届けるほか、導入後には利用方法などをヘルプデスク(365日、9時~21時)でサポートする。さらに、プリンタやネットワーク設定などを希望するの場合は、追加料金不要で訪問にて実施する(無償対応は最低利用期間中、1回まで)。

 1台あたりの価格は、「B5ノートプラン」「A4ノートプラン」「デスクトッププラン(モニタ付)」ともに月額7000円。「B5ノートプラン」「A4ノートプラン」は3年、「デスクトッププラン(モニタ付)」は4年の最低利用期間が設定されており、最低利用期間満了前に中途解約する場合は、1台あたり2万5000円(ノート)もしくは3万円(デスクトップ)の中途解約金が必要となる。