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JFEシステムズ、電子帳票システム「FileVolante」上で帳票の回覧・承認ワークフローを実行できるオプション

 JFEシステムズ株式会社は10日、電子帳票システム「FileVolante」のオプションとして、「帳票ワークフロー」を販売開始すると発表した。価格は150万円(税別)から。

 FileVolanteは、オープンシステムで生成された帳票を、長期間かつ効率的に保管・活用する電子帳票システム。さまざまな帳票設計ツールが生成するPDFデータに対応可能な適応性や、利用ユーザーが多い場合でも単一サーバーで対応できる柔軟性などが特徴という。

 今回発売する帳票ワークフローは、FileVolante上において帳票の回覧・承認ワークフローを実行するオプションで、回覧・承認の都度、紙出力し長期保管している帳票を電子化することにより、事務作業の迅速化、印刷・保管の手間とコスト削減、紛失・情報漏えいなどのリスク低減といったメリットを提供するとした。

 なお、すでに電子帳票システムを導入している企業でも、回覧・承認が必要な帳票は紙出力して運用しているケースが多いため、FileVolanteと帳票ワークフロー製品を採用することにより、さらなるペーパーレスを推進できるとアピールしている。

 またJFEシステムズでは同時に、FileVolanteの新版「同 Ver3.1」もリリースした。

 新版では、HTML5の採用によってWebクライアント機能を強化しており、クライアントモジュールのインストール作業を不要にした。これにより、社内環境はもちろん、取引先を含めた展開が容易になったとしている。